「 Moto Guzzi Le Mans Performance Portfolio 1976-1989 」2012/01/15 07:38



Moto Guzzi LeMans シリーズのインプレッション集

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このままだとベスパ関連のサイトかなんかと思われかねないので、たまにはちゃんと (笑)Moto Guzzi の話も上げておこう。

向こうの雑誌の「過去ログ集」だ。
写真も多くて、パラパラめくって拾い読み、でも楽しめる。

あまり熟読はしていないが、日本の雑誌のように、思い込みや、一般論におもねる様子はほとんどない。冷静に、自力で評価しようとしている。いいと感じればそう書くし、悪いところもはっきり書く。だから、「モトグッチってこんなんだよね」といった、一貫したお筋書きのようなものはない。言っていることにはバラつきがあるが、「こんな意見もあるのか」と感心するものもある。参考にもなるし、なかなか面白く読める。
無理やり総じると、Moto Guzzi は「最新ではないが悪くない。値段の割に良く走る。」といった評価のようだ。的確と言える。

(Clickで拡大)
目次です。

(Clickで大サービス)
ばばーん!と、皆様のスケベ心をワシづかみにしつつ、(笑)

雨でも乗るんです。

人気のルマンIIIも当然、出てます。
寝てますな。

昔の雑誌は、フレームやパーツの詳細などを、わざわざスタジオ撮影して載せてくれるものがあった。手間もカネも大変だったろうと思う。最近はコスト優先の(?)せいか、ここまでしてくれる雑誌は見かけないようだが。

(Clickで拡大)
スペック表。ダイナモ測定も自力でしていて、かなり詳細だ。でも、当時でもこれで普通のレベルだったらしい。

スポーツツアラーなので、このようにコキ使うこともできますよ、という例示。たとえインプレ試乗でも、つるっと乗って終わりではなく、ユーザーの使い方にまで踏み込んでみるのだ。
しかし、やっぱり、所帯じみたグッチは、いい味だ。

ルマン1000あたりの段つきシートは、タンデムライダーは頭ひとつ上がるので、視界が良くて楽らしい。「どれで行く?」 「ルマンがいい」。意外と、タンデムライダーにも好評なのです。

でも、これはマネしない。(笑)
確かに、その位置に握りグリップがあるんだが・・・。

裏表紙です。

以前は妙に高かったのだが。だいぶ下がったようだ。
超円高のメリットを感じる、数少ない瞬間である。
今がチャンス!?。

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Moto Guzzi Le Mans Performance Portfolio 1976-1989 (Performance Portfolio Series)

コメント

_ moped ― 2012/01/15 13:37

まいどです。

個人的にはベスパも好きなので、偏っていても、全く気にしてませんよ(笑)

掲載されているGUZZIは、見事に使い込まれてて、見ていて気持ちがいいです。

「もしもGUZZIを実践的に使ったら?」というシンプルなロジックで作られている本ですね。
ただ、LeMans1000タンデムでフルバンクには、驚きましたが(笑)

「移動を楽しむ手段としてのバイク」と認識されており、マーケットそのものが大人だなぁと感じます。

_ ombra ― 2012/01/21 08:00

どうもですー。

雑誌が宣伝じみていないのが新鮮・・・というのは、実は、我々の環境の方が、不健全なわけで。

あ、ベスパに限らず、その他の車種も取り上げてまいりますので。
今後ともよろしくお願いします。

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