バイクの本 「Moto Morini 3 1/2 & 500 Performance Portfolio 1974-1984」2013/03/17 08:44



さて。
バイク関係のエントリーは、二週連続でブッ弛んだが。

またボチボチ、暗くて深ーい、ダークサイドに落ち込むとしよう。(笑)
まずは、暖気から・・・。

個人的に、軽いのに乗りたいなあ、とずーっと思っていて。
でも、ダークサイドで軽いのは、なかなかない。

例えば、グッチの小さいのは、古いモデルは元の作りがちょいとナンだ。(設計はいいのだが。当時のInnocenti工場の雑さ加減が、レストアの値段に乗りかねないのがちょっと。) 新しいのも、ダラダラとモデルチェンジが続く一方で、「これだああああ!」となる雰囲気は薄そうで。(笑)

「軽いの」の最右翼であるドカも、その辺の事情は、大体似たようなもんだ。新旧それぞれ、一長一短。(一短二短?)

思い余って、一般のオッサンに混じって、私には場違いな、こぎれいな店を覗いてみたが。視界の隅で、250cc並みに小さく見えた883は、実は全く軽くなんかなかった。(大体、あそこはとっくに体制側で、全然ダークサイドじゃない。)

過去を含めて見回すと、以前取り上げた このあたり が最右翼ではあるわけだが。維持には相当な覚悟が居るし、そもそも日本では、ないものねだりだ。

175ccくらいのモトジロさん達も、昨今は、出物もよく見かけるのだが。状況は似たり寄ったりだ。程度の見極めから、維持できるのかまで、いろいろ微妙な判断を強いられる。直しました←直ってねえよ!、の無限ループも多いようだ。 勝手にプレミアが盛られていて、妙に高価ではあるものの、実使用を考えると、かなりショボいしキツイだろう。(日本の道路事情は、そこまで懐が深くない。) 確かに、乗り味はいいのだろうと思うのだが。あえて出て行く気にはなれない。

そんなら、 あーんなに熱く語っていた Vespaはどうなんだ!、というご意見も賜るが。新車もあるしね。(笑)
でも、今のPiaggioは、私が語った頃のとは違うので。(類例多数。宗一郎のHONDA、CarcanoのGuzzi、Taglioni のDucati、Willie Gのワイルドな何某、etc・・・。)

いや、あの頃のVespaそのものを手に入れるのも、不可能ではないのだが。既に、妥当な程度と値段の出物に出会えるかは、確率の問題だ。よく言って縁物、悪く言えば骨董品。あせってもしょうがない、待てば海路の日和あり?という状況。(笑)

別に、新しいのは全部ダメだと言うつもりはないし、古いのを探している、というわけでもないのだけど。何でだろね。

何か無いかなあ。
ダークサイド(遊びに対して、極めて配慮が深い機種)で、軽いもの・・・。

・・・おや?
モリーニって何?


(続く)


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Moto Morini 3 1/2 & 500 Performance Portfolio 1974-1984 (Performance Portfolio Series)

コメント

_ moped ― 2013/03/17 14:10

まいどです。
ついに、「Moto Morini」ですか(笑)

3 1/2の現車は、10年以上前に見ました。
スモールエンジンのモトグッチに似た音でしたが、
横置きエンジンなので、スリムに見えました。
残念ながら、これといって興味が湧きませんでした。

いま日本に現存するのは、何台なんでしょうかね(苦笑)
仮に中古を入手できたとしても、部品供給など維持には困難が予想され、
絶滅危惧種に近いかもしれません。

_ ombra ― 2013/03/20 06:50

はい、ついにモリーニです。
ネタがつきかけているのがバレバレですが。(笑)

いえ、実は本棚から適当にPickしているだけのブログなので。
意味もなく、まだまだ続きます!

ええ、私も実車は、見た記憶がほとんどありません。
日本では、危惧するまでもなく、絶滅種かと。

でも、一応、日本にはちゃんと玄関から入っていたこともある機種ですし(つてが辿れる)、機械として見ても、これは?と思わせるものがあったので。

その辺を、ぼちぼち報告して行きます。

_ まーに ― 2013/07/16 19:47

現ギタリスト野村義男クンが、まだジャニーズでたのきんだったころ、
3 1/2に乗ってられたそうです。でも、実家はホンダ系の「野村輪業」
ですんで、CBX400の情報でいの一番に乗り換えてしまったので・・・
当人のコメントでは「おもしろかった」そうです。まぁ、周りはバブか
GL400(混同クン)とかですから・・・

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