コメント

_ moped ― 2016/09/25 22:16

まいどです。
ご無沙汰してます。

Motor Fan連載時の読者だったので、著者の直筆サイン(しかも毛筆)の書籍を持ってます。

連載を読んでいると、著者が好むエンジン技術が見えてくるので、称賛される、あるいは酷評される(たいてい後者)が、予想できるようになります。そうは言っても、兼坂さんのように、ぶった切るエンジン批評は、日本では前例がなかったので、楽しく読ませてもらいました。○○のいコドモたち、とよく書かれていました。

ここ数年のエンジン技術のつまらなさは、貯金を食いつぶしていくようで、つまらないというよりも、悲しささえあります。技術がないわけではないので、それを素人にわかりやすく伝える労力を払っても、よいのでは、と思う今日この頃です。

_ ombra ― 2016/10/01 21:46

mopedさん。
どうもお久しぶりです。

mopedさんが、この本の古参の読者とは存じませんで。
大変失礼致しました。(笑) <(_ _*)>

確かに、エンジン技術の詳細についての論評というのは、当時は珍しかった気がします。

言われている「口惜しさ」は、理解します。
しかし、発信しようにも、受け手がいないようにも思います。

技術の真相を理解したい or できるコアなユーザーが、評価の軸になりえた時代はとうに過ぎ。マーケットの主体は、新しいフィーチャーを、表層的に撫でるだけの人々になって久しいです。

それは、かつてのプロの仕業ゆえの帰結かも知れないのですが、今に生きるプロとしては、そういう人たちを相手に据えせざるを得ない。というのは、どうも、技術を商売として使う立場にある以上、抜けられないスパイラルのようです。

どういうわけか、そのスパイラルを下るに従い、ユーザーもプロフェッショナルも、次第にイマジネーションを失って行くように見えるのは、何かしら、別の構造的な欠陥があるのかもしれませんね。

(ラクするための技術ばっかり作ってるんだから、仕方ないんだろうなあ、とも。笑)

人を育て、重用していく仕組みを内在しない組織は、流されるのみです。

どうりで。
貯金が減っていくわけですね。(笑)

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