◆(単行本) 勉強の哲学 来たるべきバカのために ― 2023/12/31 10:10
この題名だが、「勉強を進めることは、つまり一旦バカになることである」という意味らしい。
そんな具合に、勉強というものが本来内包する構造を腑分けし、それをどう再構成して登って行けば、どういう成果が得られるのかを、体系的に説明している。
勉強は、親や教師に強いられて、Yes, Sir!と従うこと、と思っている向きにとっては、解放の書になるだろう。
勉強というものに迷いを持つ人にとっては、指南書になるだろう。
動きの速い(≒お話がしょっちゅう変わる)忙しい世の中だ。追いつくには常に勉強が必要だが、その時間すら取りにくいという、やりにくい世の中でもある。
ただ、そこで脱落し、諦めて、勉強を止めてしまうと、ずるずる不幸になって行く。自分で判断できず、周囲に迎合し、流されるだけになるからだ。周囲の流れが、自分に配慮してくれるわけもない。
幸せは、自分専用のカスタム品だ。自分で誂えねばならない。本来、勉強とは、そこへ至る手段であり階段のことだ。
そのための実用書として読むには、少々概念的に過ぎる書きっぷりだが。少なくとも「扉は開く」と思うので、万人におススメしたい本だ。
言葉自体は平易なので、若い人にも読みやすいだろう。大人が読んで子供に要約してやる(子育ての場面場面で断片的に生かす)ような使い方もできそうに思った。
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勉強の哲学 来たるべきバカのために 単行本(ソフトカバー) – 2017/4/11
そんな具合に、勉強というものが本来内包する構造を腑分けし、それをどう再構成して登って行けば、どういう成果が得られるのかを、体系的に説明している。
勉強は、親や教師に強いられて、Yes, Sir!と従うこと、と思っている向きにとっては、解放の書になるだろう。
勉強というものに迷いを持つ人にとっては、指南書になるだろう。
動きの速い(≒お話がしょっちゅう変わる)忙しい世の中だ。追いつくには常に勉強が必要だが、その時間すら取りにくいという、やりにくい世の中でもある。
ただ、そこで脱落し、諦めて、勉強を止めてしまうと、ずるずる不幸になって行く。自分で判断できず、周囲に迎合し、流されるだけになるからだ。周囲の流れが、自分に配慮してくれるわけもない。
幸せは、自分専用のカスタム品だ。自分で誂えねばならない。本来、勉強とは、そこへ至る手段であり階段のことだ。
そのための実用書として読むには、少々概念的に過ぎる書きっぷりだが。少なくとも「扉は開く」と思うので、万人におススメしたい本だ。
言葉自体は平易なので、若い人にも読みやすいだろう。大人が読んで子供に要約してやる(子育ての場面場面で断片的に生かす)ような使い方もできそうに思った。
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