「驚くべき雲の科学」 ― 2011/11/06 14:23
「安く上げられる趣味」にも、いろいろあると思う。
最右翼は、俳句あたりだと思うが。
私は、「雲ながめ」を挙げたい。
様々な形、色。
厚さとか、お日さまとの角度で見え方が違ったり。
流れつつ、変化する。
季節や、気温なんかを反映しながら。
二度と、同じものはない。
飽きない。(笑)
フイルムの時代、曇って、意外と撮りにくいものだったのだが。
デジカメになって、すごく撮りやすくなった。
気軽に雲を写真に残せるご時勢になった、とはいえ。
本書にあるような、これだけの雲のバラエティは、さすがの(?)私も見たことがない。
よく撮ったなあ、こんな雲!。
そのオンパレードだ。
幾つか例を挙げよう。
UFO・・・ではないらしいが・・・。
今にもボトッと落ちてきそうな。
不気味にもほどがある・・・。
飛行機は、空気と争い、雲をまとうのだ。
他にも、美しい雲、珍しい雲、衛星写真など、様々な雲が、解説と共に多数、紹介されている。
サイズとしては大きくない本だが、迫力はあなどれない。
癒し系の雲の写真集や、学術系の解説書は結構あるものだが、迫力系はあまりないと思う。(笑)
いかがだろうか。
Amazonはこちら
驚くべき雲の科学
以下は余談である。
私は、本書を初めに図書館で借りて、その価値アリ!ということで購入に至った。
一般に、写真集は値が張るので、できれば見てから買いたいのだが、あまり本屋には置いていない。
なので、図書館に入荷したら、借りて、じっくり吟味して、良しとなったら買う、という方法を、私はよくとる。
図書館は、本の売り上げを下げている張本人のようなそしりを、頻繁に受けているようだが、実はこのように販促にもなっているのを、出版業界はよく知るべきだ。
図書館で、欲しいと思えるいい本を見つけても、とっくに廃刊で手に入らないことも多い。在庫や売り掛け管理云々で厳しいのもわかるが、せっかく時間を越えて安定して情報を伝える特性を持つ書物を、一過性に出して売っておしまい、という体質の方が、むしろ非難されて然るべきと考えるが。
いかがだろうか。
コメント
_ moped ― 2011/11/06 17:15
_ ombra ― 2011/12/17 06:52
どうもです。
とてつもない遅レスですが。(笑)
毎度コメントありがとうございます。
雲、面白いですよね。
今年の関東平野は、冬でもよく雨が降ります。雲がカラッと居なくなることが少ないようで、退屈しないので良いです。
私の震災の体験談は以下に書きました。
「 NEO RUINS 」
http://mcbooks.asablo.jp/blog/2011/12/11/6239672
私はその時たまたまコピー室に居て、コピーの機械たちとダンスを踊りました。友人は、便器でロデオをした、と言っていてました。
今、生きていて、笑い話にできるのはラッキーだな、とひたすら感謝です。
とてつもない遅レスですが。(笑)
毎度コメントありがとうございます。
雲、面白いですよね。
今年の関東平野は、冬でもよく雨が降ります。雲がカラッと居なくなることが少ないようで、退屈しないので良いです。
私の震災の体験談は以下に書きました。
「 NEO RUINS 」
http://mcbooks.asablo.jp/blog/2011/12/11/6239672
私はその時たまたまコピー室に居て、コピーの機械たちとダンスを踊りました。友人は、便器でロデオをした、と言っていてました。
今、生きていて、笑い話にできるのはラッキーだな、とひたすら感謝です。
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雲の写真集ですか、面白そうですね。
地上近くで音速を超えた戦闘機からの雲も、迫力あります。
(YouTubeにもありますね)
飛行機で移動する際、窓側だと雲を眺めること多いです。
というか、たいてい雲しか見えませんが。(笑)
最近、印象に残っている雲は、
3・11の夕方に、歩いて帰宅したときに見た雲です。
停電のため消えた街灯と信号の中に浮かび上がる灰色の雲は、
とても印象的でした。
いまでも忘れません。