読書ログ Processingをはじめよう ― 2016/07/03 08:44
画像を扱うプログラム言語、Processingのあらましを書いた本だ。
ごく素人さんのレベルから書かれていて、この手のお話を初めて学ぶ人には、かなり助かる本だと思う。
妙に難しかったり、特異なコツが要るような言語ではない。大昔にbasicやC辺りのプログラム言語をベタに使って、画面にグラフや図なんかを書いた経験がある人(私を含む)なら、身におぼえがある話ばかりだ。
終盤の、Arduinoとの連携の章では、お話がいきなり難しくなるのだが、ここは、必要に応じて日本語版で付け加えられた部分と言うことで、オライリーの親切心という事で納得だ。
日本語版のもう一つのオマケはクイックリファレンスで、これがあると無いとでは、少し慣れてきた辺りの便利さが大違いなので、かなり助かる装備と言えるだろう。
単なる興味本位で読んだのだが。いつの日か凝った電子工作をする際には見直そうリストに追加しておく。
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私が読んだのは2011年の初めの版で、
Processingをはじめよう (Make: PROJECTS)
第2版が2016年7月末に発売予定だそうだ。
Processingをはじめよう 第2版 (Make: PROJECTS)
読書ログ 終焉する昭和 ― 2016/07/03 08:57
「ひとびとの精神史」シリーズの第7巻だそうだ。
戦後からこっちを10年単位くらいで区切って、それぞれの時代で、人々が何をどう感じていたかをピックアップする、その昭和終期の巻である。
たまたま図書館で見かけて、そのまま借りてみた。
その時代を代表する人物を、識者や作家が一本にまとめる。そういうタイプの記事が並ぶ造りだ。しょっぱなは、中曽根康弘を、保坂正康が書いている。
書かれる方は、上野千鶴子、宮崎駿、美空ひばりなどの著名人を初め、バブルで流されなかった経営者や、市民科学者、日系ブラジル人といった市井の人々、日の丸を焼く事件を起こした活動家なども挙がっている。
書く方は、同じ分野の研究者(教授など)や、その人物を長らく取材していた作家などのようだ。
本の主題からして、当然、この時代に初めて出てきたもの、この世代に特有なものを扱っていて、その意味では、確かに「時代を描く」ことにはなっている。
しかし、「時代に特有なもの」だけに、一般的でないもの、絶えてしまったものも含まれる。勢い、「キミは知っているか?」といった啓蒙や、「知らないだろう?」というひけらかしまで、情報の質としては、結構な幅がある。
一番気になったのは、それらが、前後の時代とどうつながっていて、どんな影響があったか、その良し悪しといった解釈や総括などが、あまり見られないことだ。
だから、結局は「彼(彼女)のスピリットを、我々は忘れてはならない」のようなセッキョーで終わることが少なくなく、時代を共有しない人々に何か伝わるのかは、微妙なように思った。
例えば、ああ、ひばりの歌はよかった、今聞いてもいい、というのは、ひばりの歌に取り肌を立てていた当時の人には通じるかもしれないが、それは、ひばりの歌が時代を超えていることの証左にはならないし、平成生まれの若い人に、何かを伝えるわけでもない。
無論、そうではない記事もある。時代は、この本に描かれた昭和終期の後は、バブルとその崩壊に向かうが、この時代に起きた何かがトリガーを引いたり、失った何かが尾を引いていたりといった「流れ」は必ずある。その辺まで描けている記事というのも含まれてはいるのだが、数としては多くはなかった。
そんなわけで、刺激の割には実入りが少ないという、昨今よくありがちな読書体験(読書に限らないが)を、また繰り返したようだった。
書き手と同じような研究者とか、昭和の世相を懐かしみたい人以外は、同じような感想を抱かれるのではなかろうか。
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終焉する昭和――1980年代 (ひとびとの精神史 第7巻)
読書ログ 道具にヒミツあり ― 2016/07/09 05:25
子供向けのジュニア新書なのだが、図書館で、まるで私を狙ったかのような題名に釣られ(笑)。そのまま、借りて読んだ。
著者は、こういった、もの造りウンチク系の本をたくさん出されている方らしい。昭和8年に大田区で生まれ、18歳から51年間、町工場で旋盤工をされていた。もの造り大国・日本を実際に支えた世代で、現場の機微を、よくご存知だ。その著者が、実際に取材に回って、今のもの造りの現場を描く。題材は、ボールペンやメガネ、自転車にギターなど、様々な身のまわりの「道具」だ。
正直、初めは、あまり面白くなかった。私は、一応だが仕事は技術畑に居たから、技術的に真新しいことが少なかったのだ。
しかし、これは、そういう読み方(新知識の吸収)をする本ではない。
昔あった、NHKのプロXの類の本(他人の苦労を涙ながらに賛美する)でもない。
既に、もの造り大国とは言えなくなっている日本だが、今でも、いろんな工夫をすべく考え抜いている技術者(または職人さん)は随所に居て、その成果が、いろんな所に波及して、実際に役に立っている。小さな技術の大きな発展が、思いも寄らぬ所で生かされている。その意外な繋がり方が見えてくると、話が俄然面白くなる。
著者が一番訴えたいのは、「技術者の真面目さ」らしい。ちゃんとしたもの、いいものを作ろうという真摯な努力の積み重ねが、日本では、今でも生きている。その姿をきちんと伝え、日本の技術の良質さや、進むべき(戻るべき?)進路を、若人に示す。
イジワルに見れば、情報源はいわば、取材相手の受け売りだから、悪いことは言わないだろうし、我田引水もあるだろう。試しに、コンペティタにも同様の取材してみたら、全く別の裏話が出てくる、そんな可能性も十分にある。
また、今や日本に残っているのは、技術力の高さではなくて、真面目さだけなのか?と、そういう見方もできるだろう。
個人的には、成功する技術者というのは、真面目さは無論のこと、ある種のズルさやシブトさも必要だと思うので、ジュニア新書レベルの教育論としても、ちょいとイイ子ちゃん過ぎるようにも思うのだが。まあそっちの方は、別の本なり、実生活なりで学べばいいのだろう。
本書に出てくるギターの話は、大手ではない老舗のギターメーカーの、品質に取り組む姿を伝えている。実はこれ、ギター業界の美談として、よく見る類の話なのだが。何を隠そう、私も当該メーカーのユーザーなので、実感として、思い当たる節はある。
私が中学生の時に(たまたま)買ったこのメーカーのギターは、数十年という時を経て、年式なりにボロくはなったが、今でも結構良く鳴ってくれている。また、数年前に子供に買ってやった4本弦の小さなギターは、時に従い、どんどん鳴りが良くなっている最中だ。
ギターにとって、この「鳴る」というのは実に大事なファクターで、ギター以外も含めた楽器というのは大概、鳴るのが楽しくて弾くものだ、と思っている。
自分なりの音楽性をハッキリ持っていて、それを前面に出すことで、つまり音楽そのもので勝負できる人なんて、ほんのわずかしかいない。ほとんどのミュージシャンは、既にあるメロディー(譜面)を、手慣れた楽器でなぞるだけのレベルに終始する。
例えて言うと、「いつものクルマで、いつもの道を走っている」状況に、ほぼ等しい。
「それでも、楽しい。」
そう思えるのは、弾き手が、弾いている実感を持てるかにかかっている。
自分の体が(ギターなら、指が)、音を鳴らす。
楽器が震え、空気を揺らし、メロディーになり、ハーモニーになる。
それを、実感として感じるのが「楽しい」のだ。
「鳴らしている実感」は、楽器の存在意義、そのものだ。
(こういうのが、本当の「道具のヒミツ」なのだと、個人的には思っている。)
それを理解している作り手が、日本に居てくれて、実際にそれに出会えたというのは、本当に、得がたい幸運だと思う。
逆に、もの造り系の大企業において、こういう理解がほとんど進まなかったばかりか、既に衰退して久しいというのは、全くもって不幸だなと感じる。
例えば、巷で大変に評判のハイブリッド車は、ただ燃費が良いだけで、乗った感じは大変に鈍らだと聞く。燃費以外のあらかたのニュアンスは、どこかに置いてきたか無視されたような有様で、モノとしての造り方も、良く見てみれば、ユーザーが感じる乗り味よりも、メーカー側の都合、こうやった方が簡単に作れるとか安く済むとか、そんな都合を優先した造りに見えることが少なくない。先端技術というお札(おふだ)は、そのご都合主義を覆い隠すように貼られているかのように見えてしまう。
(いつものグチをまた書くのだが、)バイクの方はさらに酷くて、性能は高いがそれ以上に高価なものと、値段は安いがそれ以下にソコソコなものに2分している。値段で買えるのは刺激であって、満足ではない、という意味では4輪と同じだが、もっと同じなのは「売り言葉」で、バカの一つ覚えで「乗りやすい」の一辺倒だから、乗ってる実感が乏しいことでも良く似ている。
運転がラクな乗り物は、仕事で使うには便利だし、時には安全でもあるわけだが、趣味で乗る分には、面白くも何ともないし、状況によっては、危険でもある。(集中力が持続できない。上達しない。etc.) 結果、「いつものバイクで、いつもの道を走る」のには嫌気が差して、次第に、乗らなくなる。
私が、若い頃から乗っているイタリアのバイクは、「乗ってる実感の権化」のような機体で、だからこそ、数十年もの間、飽きずに楽しんで乗ってこられた。無論、無事故である。(乗っている時の集中力が違うのだ。) 他方、国産バイクも(利便性の観点で)並べて置いていることが多いのだが、こちらは、上述のようにすぐ飽きてしまって、放置→入れ替えが常態化している。
道具は、慣れた後の感触が大事、のような話を いつか書いた。たぶん、もの造りのココロというのは、そんな辺りにあって、かつての日本には、それをわきまえた技術者(または職人)が少なからず居たという点で、他国よりは優れていた。しかし近年、その数はどんどん減っていて、そのココロすら忘れかけている。そんな状況に陥るほど脚力が弱ってしまったことが、昨今の国力衰退の原因の、小さくない一つだろうと、私は思う。
他方、それをもたらしたのは、「大量生産」というもの造りの形態そのものによるのではと、個人的には考えている。
(続く)
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道具にヒミツあり (岩波ジュニア新書)
読書ログ 道具にヒミツあり (続き) ― 2016/07/17 05:54
(前回の続き。)
著者はたぶん、日本がもう一度、もの造りのココロを取り戻して、優れた道具を作るすべを復活してほしいと願っている。
私も、優れた道具である国産バイクに、死ぬ前に乗っておきたいなあと、切に願う次第なのだが。
多分、そうはならない。
まず、ユーザーの側も劣化もひどくて、たとえ優れた道具を出したとて、評価してもらえないことがほとんどだ。前述のハイブリッド車がいい例だろう。見た目がカッコ良かったり、単純に燃費が良ければ、それでいいと。同じ脈絡で、鳴りのいいギターが長く愛されたり、作り手が評価されるとは限らない。
次に、道具そのものの美点を、値段で代替してしまう価値観が、跋扈して久しい。安かろう悪かろう、問題なし。その分、頻繁に代替すればよろしい。その方が、ユーザーもメーカーも都合がよいと。(100均に通うイメージ。ゴミばかりが増える。) 新しい技術が、そういう方向を助長するために使われることも、今や当たり前の光景だ。
そして、現実問題、時代は、さらに下っている。
(形のある)モノではなくて、(形のない)情報を売って儲けようというこの所の動きも、どうやら行き詰りつつある。(TV、パソコンに続いて、スマホも粗方行き渡ってしまって、もう売れない。) 造り手側のネタとしては、情報以前のモノの方に戻ってきていて、ユーザの省力化をさらに進める方向で「もう一山」を狙っている。(IoTとAIで自動運転車、といった辺り。) だがそれも、実体は主にソフトウエアの話だし、ユーザー(使い手)とカスタマ(おカネを払う人)を分離してしまうことでもあるので、優れた道具を評価してもらうのとは、真逆の方向性でもある。現実問題、「職人技の伝承」とか、そんな話では全く無いのだ。(きっと、またゴミばかりが増える・・・。)
そんな状況を成り立たせている基本的な考え方が、「大量生産」の裏返しである「消費者としてのマインドセット」ではないかと、私は思っている。
日本では、戦後の復興期からこっち、「何が買えるか」で個人のアイデンティティを担う考え方が跋扈してきた。懐かしいセリフを引っ張り出すと、「いつかはクラウン」というあれである。高価なものを買えるのは「えらい人」、レアなものを発掘して愛でているのは「わかっている人」。持ち物で、所有者の価値を推し量るやり方を前提に、自分がどう量られるか、よりよく見てもらうには何を買ったらいいのか、そういう尺度で、ものを選ぶ。
買い手は、より「えらい」、「わかっている」演出に好適な製品を選び続ける。クラウンやベンツは、大きくて見栄えがして、高価だからいいのだ。ハイブリッド車は、自然に優しい意識高い系の証拠、または流行に乗り遅れたくないかの、どちらかが粗方だろう。
しかしこれは、実態としては、常に「他人の目」をものさしに、「もっと評判のいい道具」を供給してもらうだけだ。レベルとしては、「してもらう側」にずっと居続けることになる。道具を、使い手として、能動的に評価して選ぶ意識は、ほとんどないから、いつまでも「する側」、つまり、製品を道具として使いこなし、自らの能力を高めるために努力する側(趣味、またはスポーツ)には移行しない。
作り手も、売れなければ食えないので、この傾向に合わせざるを得ないのだが、実は、「評判で製品を選んでもらう」というのは、大量生産でドカンと売るという大企業の方法論に、すばらしくマッチする。(大量生産方式で、生産の「量」がどれだけ利益に貢献するかは、関係者なら周知の事実と思う。)だから、大きな企業のもの造りは、一品一品を丁寧に作り上げる「もの」そのものの価値ではなくて、もっぱら「評判作り」の方に費やされてきた。
かくして、甘えん坊のユーザーと、甘やかすメーカーの蜜月は、延々と続いていく。(というか、ほとんど「原理的な相乗効果」と言っていい。)
近年では、若者がものを買うこと(消費)に意欲的ではないから、こういった価値観は、そろそろ終りのようにも見えるのだが。実態は、「給料が安くてモノが買えない」だけだったりする。モノが動かないからカネが回らない → 景気が悪くて給料が上がらない、という負のループが回り始めて久しい(デフレスパイラルの正体、金利がどうこうとかいう話ではなくて)。もはや、給料を上げれば、ものが売れるようになってみんな幸せ~という、あの昭和の時代にまで経済を逆回転させるというのは、無理な話ではなかろうか。
さらに、「一品一品を丁寧に作り上げる」職人の世界というのは、そんな時代よりも、さらに前の話のような気もするので。もの造りのココロを真摯に語るというのは、もはや、ノスタルジーでしかないようにも思う。
時代というのは、何か(ここではもの造りのココロ)を一旦は極めたとて、ピークアウトしてしまえばそれすら忘れて、ただひたすら、下り続けるもの、なのかもしれない。
それを脱するには、極めたことに慢心せず、そのココロを磨き続け、次世代に伝えること(山を越えること)はもとより、世の中が変わっても通用し続けるよう、根本的なアップデートを怠らない発想力と脚力(谷を飛び越え続けること)の、両方が必要なのだろう。
何だか、行き詰まり感ばかりで救いようがない話になってしまったが。それは、私の個人的な見解が暗いせいで、本書とは関係ない。真面目に書かれた、ちゃんと面白く読める本なので、そこは誤解の無きよう。(それに、ひょっとしたら夏休みの自由研究のネタになるかもしれない。気がつくと、既にそういう季節になったようだ・・・。)
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道具にヒミツあり (岩波ジュニア新書)
読書ログ Make: Electronics ― 2016/07/24 06:40
先日も取り上げた「Make」シリーズの、電子工作の基本を扱った本だ。
まず、抵抗やキャパシタ、3本足のトランジスタによる基礎的な回路を教材に、電子回路の動作と、どう作るのかの工作の、両方の基礎を説明した後、ICの導入、論理回路の解説を経て、オーディオや、プロセッサを使った制御回路などの分野別に、本格的な工作を始める所までを解説している。
この手の本は、すごくわかりにくいのが通常だ。電子回路は、機械のように動作の具合が目に見えるわけではないから、原理を把握した上で、仕組みを頭の中に組み立てる「想像力」がないと、理解できない。だから、電子回路を説明しようとすると、読み手にもある程度はこの「想像力」が備わっていることを前提としてしまう傾向がある。単純に、しきいが高いのだ。(日本の場合、知識の量で差別化したい度合いが強いのか、このしきいが、特に高い気がする。)
その点、この本は非常に稀だ。
まず、工作の基礎をよく説明している。
この回路はこうやって作る。そろえるべき道具はこれ。ハンダごては、こんな形で、何ワットくらいのがよくて、ハンダの溶かし方、付け方はこうで、何秒くらいで大丈夫だよ・・・・・
さらに、「すること」だけではなく、「すべきでないこと」も説明されている。
LEDは熱に弱い。試しに、さっき作った回路でLEDに電流を流して点灯させたまま、足にハンダごてを当ててみよう。15秒ぐらいで破壊されるね。次に、クランプをつけてみると・・・・
「ノウハウ」というのは、「失敗の経験を上手に裏返して蓄積したもの」でもあるので、こういう経験は後々、血となり肉となって役立つものなのだ。
後半は、基礎がわかったから?いきなりペースが上がる印象があるが、この辺りになると、もう「言われた通りに作ってみた」段階は抜けて、「自分が思い描く回路を組んでみたい」段階に至りつつあるので、従順さよりも、応用力を発揮してもらわねばならない。だから、ヒントとプロコンをあまねく示して、自分で行き方を決めてもらう方がいいだろうと、そういう思想で書かれているようだ。この辺りの「力加減」も、よく出来た本のように思った。
この「力加減」というのがすごく微妙で、くどいと生徒は飽きてしまうし、足りないとガサッと脱落してしまう。これを無視して「ついて来たやつが偉い」式のやり方が(特に日本の)教育界や技術書では多いから、これはやはり、得がたい類の本だな、と思った。(この丁寧さで書ける日本人は、ほとんどいない。)
このところ、電子工作の本を立て続けに読んでいるが、別に、夏休みの工作をやろうとか企んでいるわけではない。私自身、ハンダごてを持ち出して、その辺の家電を直すようなことは普通にやるが、特に好きと言うわけでもない。正直、どちらかと言うと嫌いで(笑)、だからこそ、こいつがネックになっている事態(デジタル化でつまんなさを増しているクルマやバイクとか)を目の当たりにすると、ムカついて仕方がない。何とかしちまいたいな、と無意識にうろついているような自覚がある。
ジジイになってヒマになってから手をつけようか、などとノホホンとしていたのだが。気がつくと、既にだいぶジジイになってしまっていて。もういいか、そろやんべかなと、思い始めているようだ。
まずは、手持ちの古い国産バイクの、CDIでも自作してみるかな。
オシロ買わないとな・・・。今は安いんだよね。
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Make: Electronics ―作ってわかる電気と電子回路の基礎 ((Make:PROJECTS))
原書には第2版があるようだ。
Make: Electronics
いろんなシリーズがあって面白い。
手作りオーディオにリターンしたいオジサマはこちら。
Handmade Electronic Music ―手作り電子回路から生まれる音と音楽 (Make: PROJECTS)
動くものがお好きな方はこちら。
Making Things Move ―動くモノを作るためのメカニズムと材料の基本 (Make: PROJECTS)
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