◆ (単行本)二輪車産業グローバル化の軌跡: ホンダのケースを中心にして ― 2023/05/20 16:28
前回のエントリーと同じ目的で題名買いしたのだが。内容はかなり違っていて、時系列もずれており、前回の本とは同列に扱えなかったので。こちらに、別途紹介だけしておく。
本書は、日本の二輪産業について、その黎明期から、グローバル企業として大成するまでのトピックをいくつか挙げて、章別にまとめた本だ。
トピックと章立ては、以下のような構成だ。
・ ホンダ黎明期の社内の様子
・ 量産立ち上げに際し、宗一郎が語った技術哲学
・ 二輪産業黎明期の模倣~創造への変遷
・ ホンダTTレース参戦記
・ ホンダとカワサキのアメリカ市場進出
・ ホンダの二輪現地生産化
黎明期~立上げ期の話題が多く、どちらかというと「青春時代を振り返る」体の、よくある内容になっている。
ネタ元のほとんどが、社報や雑誌など一般的な情報のためか、あまり突っ込んだ内容ではない。
2011年の刊と、既に10年以上の時間が経っていることもあり、少々古臭くも感じる。
ともあれ、日本の二輪業界の成長の様子を一足飛びに読み切れるという点では優れた書籍であり、特にホンダファンにはお勧めできると感じた。
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二輪車産業グローバル化の軌跡: ホンダのケースを中心にして 単行本 – 2011/2/28
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